小学校の先生はブラックな仕事!土日でも休みはない!残業ばっかり!など、世間では小学校の先生についていろいろなうわさが飛び交っています。
今回は小学校の先生の生活に関するうわさについて、本当かうそか私の考えをまとめていきたいと思います!
初任や若手の先生はなかなか帰れないの?
これは人によります。人によるという答えがとてもあいまいですが、本当に「人による」んです。
私は人の目をあまり気にせず、自分の仕事が終わった瞬間帰るというタイプでした。(過去の朝と放課後のルーティン記事でも書いてあります)
また、プライベートでも資格試験や転職について活動していたからなのか、「プライベートでも忙しい」ということが他の先生も知っていました。
ほかにも、子育て中の先生は「子育てしているので…」と家庭の状況をアピールしていたので、自分のプライベートの状況をアピールしておくことが早く帰ることにつながります。
だから早く帰っても誰も何も言わず、むしろ早く帰りやすい雰囲気ができていました。朝に残業するように心がけて、7時すぎには学校に着き、仕事をしていました。
早く帰ったことを悪く思われるどころか、「朝早く来てがんばってるね!」とほかの先生に言ってもらうことが多く、むしろ仕事熱心な印象を与えていました。
しかし、私の同期は周りの目を気にしていて、他の先生より早く帰ることをためらっていました。また、仕事もとても丁寧でした。ということは、遅いのです。7時半から21時すぎまで、毎日10時間以上働いていたようです。
- 早く帰る=仕事が適当
- 遅くまで残っている=仕事熱心
というわけではありません。なかには、そうやって考えている先生もいるのかもしれませんが、そういう人もいるんだなと割り切ることも大切です。周りに合わないことも自分の時間を守る上では重要ですよね。
だから、人によるんです。
出会いがないの?
そんなことはありません。
- 合コンに誘われて、違う職種の人と出会った。
- 異動先の学校で新しい出会いがあった。
- 職場結婚をした。
- 同期と付き合っている。
という話を私が1年務めた中で聞きました。まったく出会いがなく、恋愛できないというわけではないと思います。
ただ拘束時間が長い仕事であったり、残業が多かったりするので、恋愛にかける時間は短いかもしれません。また、主に先生・保護者・子どもとしか関わることがなく、学校の中で仕事が完結しているので、他の職業と比べたら出会いがないと言えます。
ぜんぜん寝れない仕事なの?
寝れます!ただ、そのためには効率的に働く必要があります。
私は6時過ぎに起きて、7時すぎには仕事開始。夜は遅くても18時半には退勤して、22時半~23時には寝ていたので、7時間は寝ていました。
私は寝ることに罪悪感がなく、むしろ睡眠大好きなので、寝ることは明日の仕事のパフォーマンスを上げることだ!と思って寝ていました。
しかし家に帰ってから、お風呂も入らないで寝てしまうということもたびたびありました。体力がいる仕事であることは間違いないです。
モンスターペアレントはいますか?
います。だって、社会的にも問題になっていますよね。いるんです。
私もよく
- 宿題の量が多い。
- 子どもがいじめられているのに、先生は見てくれない。
- けがをする教室を作っている。もっと「けがをしない教室」(けがを防げるように、さまざまな工夫を凝らして)を整備しろ。
といったことを言われました。今考えると、理不尽だなと思います。
だって「けがをしない教室」ってナンデスカ…
しかし、どこにいてもそうやって言ってくる人はいるので、1人で抱えず管理職や学年に相談して、多くの人の力を借りて乗り越えていきましょう。
私も言われたときは、とっても落ち込むどころか、落ち着くまでトイレで隠れてしくしく泣いてました(笑)しかし、同期に愚痴を言いながら、それをパワーにし、乗り越えていました。
もちろん、自分のことを好きでいてくれたり、認めてくれる保護者もいるので、そういう人を大切にしていってほしいと思います。
土日も仕事がありますか?
これはYESです。
- 部活動の大会やコンクール
- 運動会や授業参観などの行事
など、どうしても土日に仕事が入ってくる場合があります。しかしそのときは代休がもらえて、勤務を調整するといった感じです!
また、それ以外でも土日に出勤している先生はいます。仕事が終わらないからです。
しかし、土日は基本的に多くの先生は休んでいます。ということは、土日に出勤して働いている=ほかの先生がいなくてもできる、自分の仕事をやっているということです。
ですので、自分次第で土日出勤はなくせます。
仕事が大変ですか?
大変です。もちろん大変です(笑)
土日はおろか、夏休みや冬休みまで、休みだというのに、頭や心のどこかでいつも子どもや学校のことを気にしています。
買い物に行っても、これ授業に使えそう!とかこれ教室に持っていったら子どもたち喜びそうだな!なんて考えてしまいます。保護者が思うよりもずっとずっと、先生は子どもを愛しているんですよね。
また、次々に行事があるので、なかなか落ち着いた仕事はありません。先生の仕事というのは、毎日の同じことの繰り返しではありません。毎日が何か違いがあります!
このような点で、先生の仕事は大変だなと感じています。
先生たちの仲はいいですか?
これは学校ごとでかなり変わってくるのではないでしょうか。
私の勤めていた学校では、バーベキューや旅行などが企画されていたので、仲良くなれる機会はありました。
1年目の私は「こんなにイベントがたくさん企画されているんだ。休日なんだから休ませて…」と思ってほとんど出席しませんでしたが(笑)こうやって、仲良くなる機会がたくさん設けられていることは素敵ですよね。
しかし、私の友人が勤めていた学校では、イベントは企画されていないどころか、職員室は必要最低限のことを話す場所であり、おしゃべりは厳禁。いつもシーンとした雰囲気で仕事をすることが当たり前だとか。
かなりクールな職場に思えますが、仕事場と割り切って人間関係を築いていくという考え方なのかもしれませんね。この方が私には合っているので、そういう職員室にちょっと憧れます(笑)
しかし、先生たちといっても人間です。やはり、合う・合わないがあるので、時には揉めることもありました。私は、
- 悪口を言わない。
- 時間を守る。
- 思いやりの気持ちを持つ。
- 挨拶や返事をする。
など先生がいつも子どもたちに求めていることを、自分ができれば、人間関係も上手くいくのではないでしょうか。
先生は世間知らずってよく聞くけど…
これは世間ではよく言われていることですね。また、一部の先生はこれを自覚しています。
原因は、いろいろとあると思いますが、学校というコミュニティに限定されて仕事をしているという点が大きいと思います。前述したように、主に先生・保護者・子どもとしか関わっていないのです。また、
- 毎日家と学校の往復
- 拘束時間が長い。
- 話し相手は、子どもか保護者かほかの先生。
など、先生が世間知らずと言われるのは、さまざまな要因があります。なかなか「世間」と関われずにいるのですね。
仕事ばっかりにならずに、積極的にほかの職業の人と関わる機会を持つことが、自分の価値観を広げることになり、生活をゆたかにしていきますね!
まとめ
いかがでしたか。今回は先生の仕事についてのうわさに関する私の意見を書かせていただきました。
いろいろな情報もありますが、惑わされないでください。すべては自分次第です。
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