【先生時短】小学校の先生の時短術!丸付けを早く終わらせるコツ5つ

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丸付けは先生の仕事の1つです。しかし、クラスの人数分丸付けをするのは、かなりの時間が取られてしまいます。その時間があれば、ほかの仕事ができるのに…と思ったことはありませんか?

今日は私がやっていた、時短術・丸付けを早く終わらせるコツについてお話していきたいと思います!

NENAちゃん
NENAちゃん

教育実習や家庭教師のアルバイト時代は「丸付け楽しい~!」なんて思っていました。しかし、先生になってからは、1秒でも早く終わらないかな、手首取れそうと思いながらやる、まさに苦行でした(笑)

 

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丸付けの必要性

 

丸付けを早く終わらせる方法として、

 

  • そもそも自分が丸付けをしないで、その時間をほかの仕事に充てるという時間を節約する方法=丸付けをしない
  • 自分自身が丸付けを効率的に終わらせるというスピードを上げる方法=丸付けをする

 

の2つがあると思います。これを上手く組み合わせて、丸付けをしていくようにしましょう。

 

 

例えば、100マス計算を丸付けをするときに、1人あたり100マス×クラスの人数分の丸付けをしなくてはなりません。考えただけで地獄ですよね(笑)

そのため、答えを読み上げて、子どもたちに丸付けをしてもらうといいです。

 

また、漢字のテストは子どもたちでは、とめ・はらい・はねなどの基準に沿って丸付けすることができないので、先生自身が丸付けをするべきですね。

このように、自分が本当に丸付けをする必要があるのかということを基準にして、丸付けをするかどうかを検討していく必要があります。

 

NENAちゃん
NENAちゃん

極力子どもたちに丸付けをしてもらうようにしていました。「自分のことは自分でやる」という習慣もつきます。自分の解答を見直したり、振り返ったりする習慣をつけることができます。

 

では、ここから

  • 丸付けをしない方法
  • 丸付けをする方法

の2つについて見ていきましょう。

 

 

丸付けをしない方法

子どもたちで丸付けをする!

 

これは、算数などで使える方法です。私は小学校2年生を担任していたときに、100ます計算の答え合わせや九九やひっ算の丸付けを、先生が答えを読み上げて、それを聞き子どもたちが自分自身で丸付けをしていました。

これは本当に楽だしおすすめです!また子どもたちも、丸付けしながら「単位忘れてた!」とか「字が汚くてなんて書いてるかわからない」などと、自分の解答を見て、振り返ることができていました。

 

NENAちゃん
NENAちゃん

自分で気づく=先生が言わないくても成長している証なので、とても素晴らしいことです。人に言われていやいややるより、自分で気づいて直す方が成長できますね!

 

 

問題は解きっぱなしで見直ししないという子どももいるので、「丸付けする前に、1分間で自分の答えを見直してごらん!」などと言うと、見直しを習慣化することができます。

答えを言い終わったタイミングで、先生がスタンプを持って机間巡視します。スタンプを押しながら、どこを間違えたのか、またつまづいている箇所はないかなど、1人10秒くらいの時間をかけてさらっと確認していきます。

 

NENAちゃん
NENAちゃん

「名前汚いからもう1回書き直し!」とか「字きれ~~い!」などどんなことでもいいので、1人一言話しかけながらスタンプを押していくようにしましょう。丸付けをするときにコメントを書くより、子どもたちに直接かけてあげる言葉の方が価値があります。

 

またスタンプを押しておくことで、保護者にも「これは先生が確認してくれたんだな」という印象を与えることができます!つまり証拠をつけておくということです。

 

NENAちゃん
NENAちゃん

基本的に、保護者は学校の様子を子どもたちの話から聞くので、事実とは違うように解釈されてしまうこともあります。子どもたちが丸付けしたプリントやドリルにスタンプを押すことは、証拠となります。保護者と信頼関係を築いていく中で、その証拠がとても大事なものになりますね。

 

慣れてきたら、隣同士で交換して丸付けをしたり、「①から⑤までの答えを言ってれる人~?」と発表形式にして子どもたちに任せたりして、さらに工夫して取り組ませましょう。

 

 

他の先生にお願いする!

 

丸付けは誰にでもできる作業。(仕事じゃなくて、作業です。)

だから、少人数指導の先生や学習支援員の方などに、どんどんお願いしましょう!

 

しかし、その場合

  • 採点基準を伝える。
  • 自分のこだわり(汚い字はすべて×など)を伝える。
  • 子どもの実態を伝える。(ディスレクシアの疑いがあるので…など)

 

このように、自分自身の大切にしていることを伝えて、他の先生が丸付けしやすいように、また自分も後から確認しなくていいようにしましょう!

 

 

保護者にお願いする。

 

漢字テストの再テストのための勉強など、自主学習にあたるものは保護者にお願いしてもいいでしょう。

しかし、協力的な保護者ばかりではないので、全員が丸付けをしてもらえるわけではないということを前提にお願いするようにしましょう。

 

 

 

 

×だけ付けるとわかりやすい!

 

合っているところに〇をつけるという丸付けから間違っているところに×をつけて、〇はつけないというようにするのはどうでしょうか。

 

これは、

  • 丸付けで手が疲れない。
  • 目を動かしながら×だけ付けるので、集中できる分、採点ミスが減る。
  • 〇と×がごちゃごちゃしていなくて、子どもが後から見たときにわかりやすい。

 

といったメリットがあります。

 

 

全問正解は大きな花まる、直して全問正解になったら青ペンで大きな花まるを書けば、一問ずつ丸をつける手間が省けます。また、子どもの解答に赤ペンがかぶると見にくくなる場合もあります。花まるを書く位置にも工夫しましょう。

 

NENAちゃん
NENAちゃん

全体に大きく花まるを書くのではなく、名前の横のスペースなど、空いているところを見つけて書くようにしましょう。また、「先生は×しかつけなからね」と事前に言わないと、「先生丸が付いていません!」と言ってくる子が必ずいます(笑)

 

 

丸付けする方法

大問ごとに丸付けをする!

 

大問1・2を全員分丸付けをする→大問3・4を全員分丸付けをする→大問5・6を全員分丸付けをする…などのように、大問ごとに丸付けをしていきましょう。

答えをいちいち確認しなくてもいいように、自分自身が答えを覚えられる分に区切って丸付けをしていきます。特にテストの丸付けはこの方法で行うと、

 

  • 採点基準がバラつきにくい。
  • 答えを見なくていいから時短になる。
  • 子どもの間違いを分析しながら、丸付けできる。
  • だいたいの正答率がわかる。

 

といったメリットがあります。テストは子どもたちの成績に大きく関わるものなので、確実にミスのないように丸付けをしていかなくてはいけません。

 

NENAちゃん
NENAちゃん

この方法は1枚1枚丸付けをしていく従来の方法よりもとても楽で、かつメリットしかないので本当におすすめします!

 

タイミングを工夫する

 

丸付けをするタイミングにもこだわりましょう。丸付けをするタイミングには大まかに分けてこの3つが考えられます。

 

  1. 今すぐ丸付けをして、子どもに確実に直しまでやってほしいのか。
  2. 今すぐ丸付けをしなくてはいけないというわけではないが、できるだけ早く丸付けをするべきなのか。
  3. 休み時間や放課後など、時間のあるときに丸付けをすればいいものなのか。

 

まず、3つのうちのどれに当たるのかを考える必要があります。

 

 

 

1.今すぐ丸付けをして、子どもに確実に直しまでやってほしい。

 

算数の授業で、教科書の問題を確実に理解しているかどうかを先生も子どもも確認してから、ドリルの問題に行かせたいときなどが、これに当たります。

しかし算数の授業では、先生が丸付けをしているのを子どもたちが並んで待っている…しかも大行列…なんてことがあるあるですね。しかし、子どもの立場に立って考えてみると、その待っている時間はとても無駄ですよね。

 

NENAちゃん
NENAちゃん

また、「待っているときはしゃべらない」なんて、低学年にとっては現実的ではありません。子どもに飽きさせない授業をするコツは、子どもをひまにさせないことです!

 

先生と子どもが一緒になって理解しているかどうかを確認するのはとても大切ですが、簡単な問題は子どもたちに丸付けをしてもらったり、大行列ができないように細かく区切って丸付けに持ってこさせる、子どもたちは座ったままで先生が動いて丸付けをするなど工夫しましょう。

 

 

2.今すぐ丸付けをしなくてはいけないというわけではないが、できるだけ早く丸付けをする。

 

宿題やドリルの丸付けなど、先生が簡単に丸付けができて、子どもに必ず間違い直しをさせなければいけないものは、子どもが学校にいる時間に丸付けをします。

「今直して持ってきて~」などこまめに丸付けをするといいです。学期末になって、間違い直しの地獄とならないようにしたいですね。

 

NENAちゃん
NENAちゃん

漢字ドリルや計算ドリルは積み重ねの学習なので、こまめに丸付けをするようにしましょう。また、先生の丸付けが溜まってしまうと先生もきつくなってしまうので、「今日は出席番号の奇数の人がドリルを出して帰ってね」「1問でも丸付けしていない問題がある人は出して」など、少ないドリルを念入りにチェックしていく習慣をつけましょう。

 

またテストの丸付けは、できるだけ、子どもたちが問題を解いてから時間が空かないようにすぐ丸付けをするようにしましょう!その目安として、子どもたちが「これいつのテスト?」と思わないような短い時間で丸付けをするようにしましょう。

 

子どもたちが問題をまだ覚えているうちに丸付けをし返すことができると、子どもの理解度も上がります。

 

3.休み時間や放課後など、時間のあるときに丸付けをすればいい。

 

作文の添削、生活科のワークシートの丸付けなどがこれに当たります。

 

 

しかし、最後にまとめて丸付けをするのではなく、課題に取り組んでいる最中から、「ここの書き方わかりにくいよ」「この漢字違うよ」「字が汚い!」!など机間巡視しながら指導していくようにしましょう。

こうすることで、丸付けの負担を軽くすることや子どもが気づいて直すことができます!

 

 

まとめ

 

いかがでしたか。今回は、

 

  • 丸付けを早く終わらせるためには、丸付けをするのかしないのかを検討し、適切な方法で丸付けをするようにする。
  • 子どもに丸付けをさせると、自分の解答を見直したり、振り返ったりすることができる。丸付けをさせた後は、スタンプを押して、「先生も確認しました」という証拠を残す。
  • 大問ごとに丸付けをすると効率がよい。テストはこの方法で丸付けをする。
  • 丸付けをするタイミングを工夫して、丸付けをする。先生が丸付けをしているのを子どもたちが並んで待っている間はとても無駄な時間である。

 

ということを書きました。丸付けは本当に大変ですが、工夫しながら負担を減らしていきましょう!

 

 

 




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