先生の仕事は残業が当たり前…と思っていませんか。時間の使い方次第で、効率的に仕事を進めることで残業は少しでも減らせると私は思っています!
今回は私が小学校の先生として勤務していたときの、学校に着いてからのモーニングルーティンについて紹介していきます!

少しでも残業を減らして、自分のために自分を使いましょう。しっかり休んでリフレッシュし、余裕を持って子どもの前に立てるように自己管理!それも先生の仕事のうちですね!
7:00 学校到着
だいたい7時には学校に着いていたいので、6:30に家を出ます。

私は車で25分の距離でした。車の中では英語の勉強のために、ポッドキャストや洋楽を聞いていました。通勤時間も有効活用しましょう!また、1日のモチベーションが上がるような時間にしていきたいですね!
学校に着いてからは荷物を整理し、パソコンの電源を付けます。
朝来たらすぐパソコンの電源を付けないと、パソコンの起動だけで15分かかってしまうのです。私に支給されたパソコンは、いつのパソコン?というくらい古いパソコンでした。
それから、1日の流れを確認するために、週の予定や指導記録に目を通します!基本的に、週の予定や指導記録については、前もって確認し、また退勤前も最後に確認しているのですが、最終確認として目を通しています。また、何か間違いなどがあっても時間に余裕があるので、子どもたちと会うまでの1時間で調整することは可能です。
時間があるときは、コーヒーやココアを用意して、のんびり仕事をする準備をします!

まだまだ、他の先生は出勤していない、静かな時間に優雅にティータイムすると、ナゾの優越感…また、どんなに忙しくてもリラックスできる時間を5分でも持つことが、仕事の効率を上げると思っています。
7:05 教室に行く
主に3つの仕事をします!
教室環境を整える
- 冷房・暖房を入れる。
- 換気をする。
- 電気をつける。
- 掃除をする。
など、子どもたちが登校するまでにやっておくべきことをやります!

掃除は子どもたちが帰った後も、簡単に床を掃いたり机を拭いたりしますが、それでも教室っていつも汚い…こまめに掃除をすることを心がけていました。また、朝からゴミが落ちてるとテンションが下がるので、子どもたちにとっても、私にとってもきれいな教室をキープすることは大切なことでした!
箱を準備する
私は教室にいくつか箱を置いておき、その中に提出物を入れていくことを子どもたちの朝の仕事にしていました。
- 連絡帳の箱
- 宿題プリントの箱
- お手紙入れの箱
- 音読カードの箱
などを棚に並べておきます。
しかし、用意したのは、重要な書類を持ってくるときなど、普段とは違うものを提出するときだけです。
私は基本的に子どもたちにできる仕事は、子どもたちにお願いすることで
- 自分の負担を減らす。
- 子どもたちに考えて、行動できるようになってほしい。
と思っていました。
黒板にメッセージを書く
簡単にでいいです。書いてあることが大切です!
- おはようございます!今日は体育があります。体操服に着替えよう。
- 昨日の工作の続きが終わっていない人はやりましょう。
- 今日持ってきた図工の道具は、ロッカーの中に入れましょう!
- 今日の給食はカレーです!楽しみだね!

内容は何でもいいと思います。時間をかけずに、思いついたことを簡単に書きましょう。あとで子どもたちと直接話せる時間はたっぷりあります。こういうところに時間をかけすぎないことも、大事です。
7:10 トイレなどを済ます
教室で仕事をしたら、職員室に戻ります!
その間にトイレをしたり、手を洗ったりするために、寄り道しながら職員室へ。日中は、トイレや水分補給の時間が満足に取れないのでここで。
トイレや流しでは、トイレットペーパーやせっけんなどが使い終わっていないかどうかも確認します!

私が補充するときもありましたが、基本的には子どもたちが登校したあとに補充してもらいます。黒板に「誰かトイレットペーパーを持ってきてください」なんて書いておけば、低学年の子どもたちは喜んでやります。
7:15 職員室での仕事を開始
ここでは、基本的には急ぎの仕事ではないものをやります。前日のうちに、準備は終わらせてあるので時間があります。実際私がやっていた仕事としては、
- 音読カードやワークシートを作る。
- 校務分掌の書類作成
- 所見を書く。
などがあります。とにかく前倒しで仕事を進めていくことを意識していきましょう。
特に1年目は、どんな仕事も誰かに聞きながらやらなければいけないということがほとんどだと思うので、誰かに教えてもらうことを前提に早めに進めていかないと、遅れます。また、間違ったやり方で仕事を進めていき、気づいたときには全然違うことをやっていた!となると、本当に時間の無駄なので、適宜確認するようにしていきましょう!
7:45すぎ 子どもたちが登校
子どもたちが登校してくるタイミングで教室へ。しかし、職員室でどうしても仕事が切り上げられず、教室へ行けないときがありました。

特に低学年は、朝教室に担任の先生がいるだけで落ち着いた雰囲気になります。できるだけ教室にいた方がいいかなと思って、子どもたちと過ごすようにしていました。
子どもたちがいる教室で何をするの?
子どもたちがいると、教室がガチャガチャしていて集中して仕事ができません。また、話しかけられたり、トラブルもあったりするので、仕事という仕事はできません。
- 絵を飾る。
- 掲示物の作成
このような子どもたちと話していてもできる仕事をしていました。こうすることで、子どもたちとコミュニケーションも取れるし、時短にもなります。また、仕事を手伝ってもらっていました。

休み時間に十分に遊んであげられないことがほとんどだったので、手伝ってもらいながらできるだけ子どもたちとのコミュニケーションを増やしていました。また、掲示物は全部自分で作るのは大変だし、子どもと一緒に作る方が味があっていいなと思って、ほとんどやってもらっていました(笑)
また、登校時間にばらつきがあるので、全員がそろうまでは子ども1人向き合うチャンス!全員そろったら、もうそれどころではなくなりますから(笑)
- ドリルやプリントの直しなどを見る。
- 机の整理を一緒にやる。
- 休んでいた子に、前日やったことを伝え、見てあげる。
など朝の時間を利用して、個別に対応しなければいけないものも済ませていました。
8:15 おはようございます
ここから1日が始まります!
朝は子どもたちも、家庭の様子を引きずりながら登校してきています。どんな子にも、学校に来てよかったなと思ってもらえるように、先生がにこにこして子どもたちを迎えていきたいですね!
まとめ
いかがでしたか。この記事では
- 子どもたちにできることはやってもらう。
- 時間をかけすぎないことも大切。
- 先にパソコンの電源をつける、トイレに行っておくなど優先順位を考えて、行動する。
- 前倒しで仕事を進めたり、リラックスする時間を持ったりすることで、先生自身が余裕を持って子どもたちに接することができるようにする。
ということを書かせていただきました。
朝少しでも早く出勤することで、余裕を持って仕事をすることができます。朝型に切り替えて、効率よく仕事をすすめてみませんか?
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