今回は、子どもたちと帰りの会をしてから、必死に働き、1年目ながらも定時~30分で退勤をしていた、私の放課後の仕事のルーティンを紹介します。
朝早く来て仕事をしていたので、残業がゼロではありませんでしたが、定時後に残業することはほとんどありませんでした。放課後のだらだらした雰囲気で仕事をすることがとても苦手だったので、朝残業をしていました。
仕事のルーティン
私は放課後のルーティンとして、
- 教室でやる仕事をする。
- すべての荷物を持って、職員室で仕事をする。
- そのまま退勤。
この順番で仕事をしていました。
また、1年目は職員室でできるだけ仕事をし、教室でできるだけ仕事をしないようにと言われました。これは、教室で自分1人で仕事をするより、職員室で仕事をした方が、ほかの先生とコミュニケーションを取りながら仕事ができることが理由です。
しかし、私としては、職員室で仕事をすることでいろいろな情報が耳に入ってきて、「へー!今〇年生で、そんなことが起きているんだ!」と校内の情報に敏感になれて、生徒指導に役立ちました。また、ほかの先生の電話対応を聞いて、研究していました(笑)
簡単に掃除をする
ほうきとちりとりを使って、目立ったごみが落ちていないようにする程度に簡単に掃除をします。
私自身が早く帰りたいときや最終下校が決まっている日などは、子どもたちを教室のうしろに並ばせて、昇降口までまとめて連れて行っていました(笑)
確実に全員を帰すことができるのでおすすめです。教室にいつまでも残っておしゃべり…なんて子どもにとっても、私にとってもよくないことです。
また、気が向いたときやインフルエンザの季節は、机を拭いていました。日直の先生や管理職に「この教室汚い!!」と思われない程度に掃除します(笑)
しかしあくまで、私だけの教室ではないので、先生として掃除をサポートする程度。基本的には子どもたちにやってもらっていました。
また、掃除をしやすくするために、帰りの会で「さようなら」をする前に、机を整頓させる習慣をつけたり、落とし物が落ちていないかを確認する習慣をつけるとスムーズです。
電話を入れる
子どもが帰ったら、いったん職員室に寄ります。
特に、けがや病気などの連絡は、必ず子どもが家に着くまでに家庭に連絡するようにしましょう。
子どもの口から聞くよりも先に先生から保護者に話すようにしましょう。保護者は子どもからの話を信じます。自分の子どもを信じるのは当たり前ですよね。客観的な事実を伝えるために、とにかく早く電話をします!簡単に言うと、信じてもらうためです。
このタイミングで電話を入れておくことで、電話がつながらなかったとしても退勤時刻まで時間があるので、折り返しの電話を待つことができます。
また、職員室の自分の机にメモなどが貼っていないかもチェックします。
ほかの先生との確認事項
ほかの先生に、確認しておきたいことがあれば、このタイミングで聞いておくようにしましょう。
このタイミングであれば退勤時間まで余裕があるので、長話になっても大丈夫ですし、教えていただきながら一緒に仕事をしていただける確率も高まります。
先輩先生の長話(特に世間話や愚痴)に付き合っているひまはありません。先生はおしゃべりが大好きですから、「あっすみません、そろそろ職員室行かなきゃ行けなくて…」など、自分から割り込んで話を終えるようにしましょう。話を聞き、挨拶がしっかりできれば「こいつ失礼だ!」なんて思われることはありません。
子どもたちのノートや作品の整理
まずは、教室でできる仕事からやっていきましょう。
私はノートのハンコ押しや丸付けをしていました。本当に簡単に、チェックするようにしていました。なぜなら、コメントは時間がかかるわりに子どもの心に響かないから。
最初の方はコメントを入れていましたが、子どもたちはそんなに気にしていないんですよね。だから、私はインパクトがあるかわいい花まるを書いて、直接「すごい字がきれいだなって思ったよ!」とか「間違いがなくて偉いね!」などと言っていました。
プリントやテストは軽いので、職員室に持っていって仕事をすることもできますが、ノートを30冊持って歩くのはとても大変ですし、万が一持ち歩いて、紛失してしまったら困るので、できるだけ教室で仕事を終わらせるようにしていました。
終わったら、教室に置いてある「くばりボックス」に入れて、配り係に配ってもらえるように黒板にメッセージを書いたり、私が配って子どものいすの上に置いておいたりするようにしていました。
机の上に置かないのは、子どもたちの私物をあまり目につくところに置かない方がいいかなと思ったことや、子どもたちが登校してきたときに机にぶつかって(悪意はないですが)ほかの子のノートが落ちていることがあったので、いすに置いておくようにしていました。
指導記録を書く
それでは、職員室に移動します。
私はまず、指導記録を書いていました。とにかく、その日のうちにその日のこと書くようにしましょう。私は全て手書きで書いていました。管理職が見てもわかりやすいように、簡潔に書いていきます。
先生になってから、毎日が忙しすぎて、昨日何をやったのかすら思い出せなくなってしまいました(笑)そのため、その日のことはその日のうちに書くということを意識していました。指導記録をこまめに書いていくことが、成績をつけるときにも役に立ちます。
また、指導記録は書くだけではなく、座席表や連絡帳に保護者が書いたコメントが書いてあるページのコピーなどを、大事そうなものはすべて指導記録に貼っていました。
パソコンでの仕事
学校のパソコンでしかできない仕事を進めるようにしていました。また、パソコンは使いますが、印刷機は放課後だと混むので避けていました。
とにかく少しでも仕事を進めていく気持ちでもくもくと仕事をしていれば、じゃまが入ることもありません。
しかし、このタイミングで電話がかかってきたり、突然やることができたり…もう少しで帰れると思ったのに!となってしまうことも多々ありました。
明日の確認
指導記録を書いているときに、明日の予定にもざっと目を通しますが、週報や日報にも目を通しておきます。
また、明日どんな仕事をすればいいのかを、ToDoリストにして机の上に貼っておきました。
放課後では、会議や打ち合わせなどが入ってきて、なかなか自分のペースで仕事をできないときもありましたが、何事もなければこれで帰ります。お先に失礼します!!と優越感に浸りながら、退勤です(笑)
放課後に絶対やらなかった仕事とポイント
子どもがいてもやれる仕事
- 単純作業
- 廊下の作品入れに絵を入れるなど、子どもがいてもできる仕事。
- 子どもと一緒にやりたい(手伝ってほしい)仕事
この3つの仕事はあえて放課後にやる必要はありません。
放課後は、後のことを考えずに仕事に没頭できる唯一の時間です。その時間を単純作業に使ってはもったいない!とにかく、1人で集中してやりたい仕事をやりましょう。
明日でもいい仕事
とにかく定時で帰ることを優先していました。
明日でもいい仕事は、朝早めに出勤して朝やるようにしましょう。人がいない中で仕事をすると、集中できます。
放課後は、「誰かいすを片づけたいので手伝ってください」という、誰でもいいから人手が必要という仕事が回ってきやすいです。そのため、1つでも仕事を減らすべく、学校から逃亡しました(笑)
どうせ残業するなら、朝!!!効率よく仕事を進めていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は、
- 教室→職員室の順で仕事をする。いろいろな情報や学びにふれるために、職員室で仕事をする。
- 子どもに手伝ってもらってできる仕事、子どもがいてもできる仕事、単純作業は放課後にやらない。放課後は1人で集中したい仕事をする。
- どうせ残業するなら、朝早めに出勤して残業する。
ということを書かせていただきました。効率よく仕事をして、仕事もプライベートも両立できるようにしていきましょう。
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