学童は何年生まで通わせるべき?現場で感じる私の考え

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学童で働いていると、保護者の方からよく聞かれる質問があります。

「学童は何年生まで通わせた方がいいですか?」

これは家庭によって答えが違うため、一概には言えません。しかし、今回は学童の現場で子どもたちを見てきた私自身の考えを書いてみたいと思います。

結論から言うと、私は「通える環境であれば、高学年まで通わせてもよい」と考えています。

もちろん、無理に通わせる必要はありません。しかし、「もう4年生だから」「5年生だから」という理由だけで学童をやめる必要もないと思っています。

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昔と今では子どもを取り巻く環境が違う

私が子どもの頃は、学校が終わると近所の友達と公園で遊んだり、自転車で出かけたりすることが当たり前でした。

しかし現在はどうでしょうか。公園で遊ぶ子どもの姿は以前より少なくなりました。防犯面の心配もあります。交通量も増えています。

さらに、共働き家庭も増え、放課後に大人が家にいるとは限りません。

昔と同じように「高学年だから一人で大丈夫」とは言い切れない時代になっているように感じますだからこそ、安心して過ごせる居場所として学童の役割は大きいのではないでしょうか。

 

高学年でも意外と甘えたい

高学年になると、見た目はずいぶん大人っぽくなります。

保護者の方も「もうしっかりしているから大丈夫」と思うかもしれません。

しかし、実際に接していると、まだまだ子どもです。

学校で嫌なことがあった日。

友達関係で悩んでいる日。

家で少し疲れている日。

そんな時に学童の先生へ話を聞いてもらったり、安心して過ごしたりする姿をよく見ます。

体は大きくなっても、心は成長の途中です。

安心できる大人の存在は、高学年になっても必要だと感じています。

 一人で留守番できるかどうかも大切

学童をやめるタイミングを考える際に、一つの目安になるのが「一人で留守番できるかどうか」だと思います

もちろん、留守番ができる能力だけではありません。

もし何か困ったことが起きたときに、

  • 誰へ連絡するのか。
  • 緊急時はどう行動するのか。
  • 危険なことに巻き込まれそうになったらどうするのか。

そういった判断ができるかも重要です。

学年だけで判断するのではなく、その子自身の成長を見て考えることが大切だと思います。

友達との関わりも学童の魅力

学童というと「預かり」のイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかし実際には、それ以上の価値があります。

異学年の子どもたちが一緒に過ごすことで、自然と社会性が育ちます。

高学年の子が低学年の面倒を見ることもあります。

困っている子に声をかけることもあります。

時にはケンカをして、人との付き合い方を学ぶこともあります。

学校とは違う人間関係の中で成長できるのも、学童の大きな魅力です。

学童を卒業したい気持ちも尊重したい

一方で、高学年になると「もう学童へ行きたくない」と言い始める子もいます。

  • 友達と遊びたい。
  • 習い事を増やしたい。
  • 家で過ごしたい

そう考えることも自然な成長です。

私は、無理に通わせ続ける必要はないと思っています。

大切なのは、保護者が一方的に決めるのではなく、子どもの気持ちを聞きながら決めることです。

学童を続けることにも意味がありますし、卒業することにも意味があります。

その子に合った選択ができることが一番です。

私が考えるおすすめの目安

あくまで私個人の考えですが、

  • 低学年(1〜3年生)はできるだけ利用する。
  • 4年生以降は子どもの様子を見ながら判断する。

これが一つの目安ではないかと思います。

特に共働き家庭の場合、低学年で放課後を一人で過ごすのは不安が大きいでしょう。

一方で、高学年になると個人差が大きくなります。留守番ができる子もいれば、まだ支援が必要な子もいます。

だからこそ、「何年生になったから卒業」ではなく、「この子は今どんな状態なのか」を見て決めることが大切だと思います。

まとめ

学童を何年生まで利用するべきかという問いに、正解はありません。

家庭の状況も違いますし、子どもの性格や成長もそれぞれです。

ただ、私は現場で子どもたちを見ていて、「高学年だからもう必要ない」とは思いません。

安心して過ごせる場所。信頼できる大人がいる場所。友達と関われる場所。そんな居場所は、子どもにとって大きな支えになります。

学年だけで判断するのではなく、その子自身の成長や家庭の状況を見ながら、無理のない選択をしていけたらよいのではないでしょうか。

学童を続けることも卒業することも、どちらが正しいということではありません。その子にとって最善の選択ができることが何より大切だと私は思います。




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