新学期は誰もが落ち着かずバタバタしてしまいますよね…ある程度はもう仕方がないと思いますが、ここでこそ支援員の腕の見せ所!
落ち着かない新学期ですが、大きなけがやトラブルなどがないようにしましょう。
新学期の子どもたちの様子
- 新1年生が入っていて、落ち着かない。
- 新しいメンバーになっての生活に慣れない。
- 新しい先生と一緒に過ごすことに慣れない。
- 学校での新しい生活に慣れないので、それを学童に引きずっている。
子どもたちの慣れない環境の中がんばっています。特に1年生は保育園や幼稚園を卒業してからすぐ、小学校入学するまでの間も学童に行きます。本当にドキドキしますよね。
ようやく1年かけて子どもたちが落ち着いて過ごせるようになってきたかと思えば、新しい1年生が入ってきて、2-6年生の子どもたちも雰囲気の違う学童に浮足立ってしまいます。
また1年生が慣れるまでは大人も1年生に手をかかるので、「自分たちを見てもらえない」などとさみしい思いをする子もいます。
保護者の様子
落ち着かないのは保護者も同じです。
- 新生活に慣れない。
- 自分の職場に会社の新生活に慣れない。
- 疲れが溜まっている
このように保護者も新年度は疲れていたり落ち着かなかったりします。
親の気持ちは子どもに移る。どきどきの学校や学童から家に帰っても、保護者がいつもと違うと子どもたちの気持ちも休まりません。
支援員の様子
支援員も学童ではバタバタですよね…
- 新しい子供たちの生活に慣れない。
- 子どもたちや保護者の名前を覚えるので、精一杯。
- 昨年度と比べてしまう。
- 新体制に慣れない。
- 新しい職場に慣れない。
このように、子どもたち、保護者、支援員など全員どきどきしています。
大人でさえ落ち着かない環境の中で、子どもたちが逆に落ち着けるってあり得ますか。学童保育がばたばたしてしまっても仕方ないです。
だからこそ支援員ががんばろう
私はだからこそ、支援員が子供たちを落ち着かせるためにがんばってほしいと思います。
子どもが落ち着いていないと、大きなけがやトラブルが起きやすくなります。しかし支援員の工夫次第で、早くこの落ち着かない雰囲気から抜け出せます!
どうしたらいいの?
- ルールを徹底し、ルールが守れるている言動、いい言動はたくさん褒める。またルールを守れない子には声をかけていく。
- 子どもたちがざわざわしているときに話さない。子どもたちが静かになるまで待つ。子どもたちが「静かにならないと先生は話してくれない。先生の話を聞くときはしずかにしよう。」と思ってもらう。
- 右も左もわからない1年生のことを気を付けて見るようにする。
- 2-6年生のことも気を付けて見るようにする。「1年生ばっかり」と思われないようにする。
- 自己紹介や、お互いが交流する遊びを取り入れて、名前を覚える。
- 集団遊びを取り入れて、お互いがどんな子なのかわかるようにする。
- 上級生と1年生をペアにしたり、上級生をミニ先生にして、マンツーマンで過ごしてみる。
早く学童の過ごし方を覚えてもらうこと、早く周りの友だちや支援員がどんな人かをわかってもらうことが大切です。
人はわからないと落ち着きません。逆にわかれば、落ち着きます。「わかる」のきっかけを支援員がつくっていくようにしましょう。
おわりに
これらに気を付けて、楽しい新年度をスタートしていきたいですね。
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