学童保育でのタブレットの使い方やルールについてまとめました。
学童でのタブレットの使い方
学童でのタブレットのルールをいくつか作るようにしましょう。
学校で配布されているタブレットのみ使用可。
家庭で使うタブレット持ってくると、Wi-Fiなどの問題が、、
学校で配布されているタブレットのみ使用可にします。
タブレットは宿題・学習のためのみに使用する。
タブレット使用する目的をしっかりと決めていきましょう。宿題・学習のためのみに使用可です。
学習に関係ないことで遊びだすとトラブルの元なので、約束をしっかり守りましょう。
保護者から申請をしてもらう
保護者によっては、「うちの子は学童でタブレットをやったら、扱いが雑で壊してしまいそう。」、「家で一緒に宿題をやりたい」などと言った理由で、学童でタブレット学習をさせたくない親もいます。
そのため、保護者によってどのようなきちんと保護者に申請してもらうようにしましょう。
学習の時間以外は使えない
トラブルを防ぐために、学習の時間以外はタブレットは使えないようにします。
学習の時間以外だと遊びのために使ったり、また子どもが遊んでいるときに、タブレットにぶつかって壊れたり、、とトラブルの元です。
充電はできない。
みんなが充電するスペースはありません。
充電がなくなっても、充電をさせてあげられないことを事前に伝えておきましょう。
自分で管理をする。
子どもたちがタブレットをロッカーなどの荷物入れで自己管理するようにします。
また必ずカバンの中に入れること。落としたりなくしたり、友達の物音入れ違いにならないようにします。
タブレットでの学習=自己学習
タブレット学習は、あくまで自主学習。
わからないことがあれば友だちや先生がヒントを出しますが、基本的には自分で進めてもらうようにします
学習に関係ないことをした場合は、タブレットが禁止になる。
約束が守れないと、タブレット学習が禁止になることを伝えましょう。ルールを守って、タブレット学習を行うことを徹底させます。
タブレット学習でのメリット
学童保育でタブレット学習を取り入れてから、学童の子どもたちがどのように変化したでしょうか。
「やることがない」と言うことが減った
以前はやることがあっても、
- 全然やることがない。
- 読書がつまらない。
- 宿題やりたくない。
と学習に消極的な子が多かったのですが、今はゲーム感覚で進められるタブレット学習を楽しんで行っている子どもたちが多いです。
大人が「勉強しなさい。」、「これやったら?」などと言わなくても、自分たちでどんな学習を進めてくれるのは嬉しいです。
ゲーム感覚で学習ができる
前述しましたが、タブレット学習=ゲーム のように子どもたちは楽しんでいます。
ノートと鉛筆で勉強するよりもいいようで、「わー!そんな勉強ができるんだね!!すごい!」なんて声をかけると子どもたちもうれしそう!!
こちらから見ても、パソコンを開いて仕事をしているようなかんじで、なんだかかっこいいw
タブレットがあると、学習のやり方がさまざまで主体的に勉強することができています。
タブレットと顔が近い
こちらはデメリットですね、、タブレット学習もいいことだらけではありません。
姿勢が前のめりになりやすく、タブレットと顔が近いです。目が悪くなりそうで心配です。
子どもたちがタブレットに顔が近くなっているときは必ず「近いよ!」などと声をかけますが、声をかけてからすぐ元の姿に戻ってしまうのが現状です。
ロッカーがパンパンになった
毎日持ち帰りの荷物が重すぎて他のパンパンになっています。
ランドセルが塊のようになっていて、教科書、給食袋や体操服袋、そしてタブレットととても重くなっています。
「タブレットはロッカーの中に入れるんだよ!」、「かばんの中に閉まって」などと声をかけますがあまりにもスペースがないととかわいそうになります。
しかしタブレットは乱雑に置いて壊れても困るので、必ずカバンの中に入れるしかないのです、、ほんとうにランドセルが重くて大変そうです。
その他もろもろ新たな問題が増えた
- 「先生、充電がありません」
- 「今日の宿題、どこからどこまでやったらいいかわからない!」
- 「先生、この子、学習に関係ないことをしている!!」
などなど、タブレット学習に関連したいろいろな問題が出てきます。
タブレット学習をしていなかった時代には想像もしなかった問題ですよね。
このようなトラブルを防ぐためにルールをしっかり決めましょう。
タブレット学習で思うこと
私はタブレット学習で、とにかく子どもたちにが積極的に学習するようになってきてびっくりしています。
ほかにも学童以外にも、学校の先生としては、
- 印刷をする手間がなくなる。
- 紙を使わないので、環境も優しい。
- まるつけする手間などもなくなった。
などとても便利ですね。
その一方で、タブレットを絶対に壊してはいけないというプレッシャーが、、
学童保育では学年の違う子どもたちが過ごしているので、もしもタブレットが入れ違いになってしまったり、トラブルが起きてしまったらものすごく大変です。同じクラスや学年ならまだしも、学年が違うと親同士も顔見知りでない場合が多いので、解決するまで時間がかかります。
管理についてはものすごく注意しています。
しかし、どのようなデメリットがあってもメリットの方が多いと思うので、これからもタブレット学習、さらに当たり前のものになっていくんだろうなと思っています。
終わりに
タブレットは子供たちの学習をサポートしてくれるアイテムです。
子どもたちがもっと楽しく学習できるように、学童でもルールや対応について考えていきたいですね。
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