今回は、私が小学校の先生して働きながらも、3か月の完全独学で保育士試験に一発合格したときにやっていた勉強のコツ5つについてまとめました。
私は先生として働きながらも、先生だけではなくいろいろな仕事に興味がありました。また、先生の仕事にうんざりしてしまうこともあったので、転職のための選択肢を広げておきたいと思ったことがきっかけでもあります。
【前提】勉強時間には2つの時間がある
- 落ち着いた環境で保育士試験だけに集中して勉強する時間
- スキマ時間を生かして、何かをしながら勉強する時間
この2つの時間を攻略していくことが、何よりも大事です。
小学校の先生として働いていたときは、朝残業に切り替えて効率よく仕事を終わらせて、まとまった時間を確保するようにしていました。
また、1日8時間寝て、8時間を仕事したとしても、残りの8時間は勉強時間に充てることができるので、その8時間から勉強時間を捻出するようにしていました。
つまり、忙しい人はどんな環境でも勉強して合格します。結局やるか、やらないかです。
通勤中に音声を聞く
私は車で通勤していたので、運転しながら、YouTubeの保育士試験を解説している動画の音声(もちろん運転中なので画面は見れません)、iPhoneのボイスメモで録音した、自分がテキストを解説する音声を聴いていました。
特におすすめなのがボイスメモの活用です。私は、1日1時間運転していたのでその時間を無駄にしないために、ボイスメモづくりには力を入れていました。
やり方はシンプルです。テキストを音読することを基本とし、その中で自分が大切だと思った内容は繰り返して音読したり、解説を入れながら読んだりします。
また最初は自分の声を聴くのにとても違和感がありましたが、自分の声で話している音声を聞くと、その内容について忘れにくくなるという効果もあるのでおすすめです。
夏休みの日直や当番ではやることがなくひまだったので、そういう時間もテキストを読み込んでいました(笑)
目につくところにメモを貼る
わざわざ勉強しようと意気込まなくても、自然と目につくところにメモを貼り、繰り返し脳に覚えさせましょう。
私はトイレ洗面所にメモを貼って、何かをやりながらもそのメモの内容をブツブツと音読するようにしていました。
脳に叩き込むイメージです。「覚えようと思っていないのに、毎日通勤中に通るパン屋さんの名前を覚えちゃった。」というような感覚です。何回も何回も繰り返すことが大切です。
退勤したら図書館やカフェへ
私は退勤したら、図書館やカフェで勉強するようにしていました。その理由は、家だと眠くなってしまうからです。
帰宅したら、手洗いうがい、トイレを済ませ、布団やソファにダイブすることがしあわせというくらいだらけてしまうため、勉強に集中する環境に意識的に身を置くようにしていました。
まとまった勉強時間を確保できたときには、ひたすら過去問を解いて問題演習をしていました。
休みの日は朝から活動する
忙しい平日になかなか勉強できないからこそ、絶対に休みの日に勉強しなければまとまった勉強時間が確保できないことは明らかです。それに加え、私は朝から活動するようにしていました。
休みの日にどれだけ勉強できるかが合否の分かれ目だと思います。
平日はインプット、休日はその成果を確かめるためにアウトプットというサイクルを確立して、勉強していました。
それに、平日の生活リズムを崩さないようにすることを意識していました。
休みの日で生活リズムを崩すとそれを取り戻すために寝てしまったり、体調不良になってしまったら、勉強時間が削られてしまいます。
また、保育士試験本番も朝から夕方まで試験があるので、そのリズムに合わせて勉強することも大切です。
インプットとアウトプットを並行してやる
インプットとアウトプットを並行してやるようにしましょう。
まずは用語を覚えてから、そのあとに過去問を解いて…とやっていくと、とても効率が悪いです。なぜならインプットしても1回だけで覚えることは無理です。
また、過去問の傾向を知ることで、どんなことが聞かれるのかがわかり、ただテキストを最初のページから覚えるだけではなく、テキストに書いてあることに優先順位をつけて勉強することができます。自分がどこが苦手なのかがわかりながら、勉強することができるというメリットもありますね。
野球の練習に例えると、毎日素振りやキャッチボールをするインプット的な練習と平行して、自分の実力を試すアウトプットである練習試合を行いますよね。そのイメージです!
まとめ
いかがでしたか。今回は、
- スキマ時間に勉強できるモノを用意しておく。運転中はモノを見れないが、音声は聞けるので動画やボイスメモを活用するなど、その時々に合わせたモノをいくつか準備する。何度も繰り返して暗記をする。
- できるだけ生活リズムを崩さずに、勉強できる時間を探す。集中できる環境を探したり、朝型の生活にシフトしていくことも必要。
- まとまった勉強時間を確保する。インプットとアウトプットを並行して勉強をする。アウトプットをしながら、足りないところをインプットするイメージで。
ということを書かせていただきました。
保育士試験を通して学んだことは、小学校の先生の先生として勤務する上でもとても役に立ちました。また、保育士試験の内容は、教員採用試験や大学で学んだ内容と関連する部分があったので、先生にもおすすめな資格の1つです。
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