学校と学童は何が違う?元学童支援員が解説します

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学校と学童は何が違うのでしょうか。

今回は、学校と学童の違いについて話していきたいと思います。

 

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子どもの数が違う

学校と学童ではまず子どもの人数が違います。

学校のクラスは25人から40人弱くらいですよね。しかし学童では、大きな学童になると子どもの在籍は120人!もちろん子どもの数が少ない学童もありますし、学校と同じ25人から40人弱の学童もありますが基本的には違います。

そんな学童ではとにかく集団生活。

学校よりも多い(または少ない)、そして学校とは違うメンバーで過ごしています。

 

学童は異年齢で過ごす

 

学校では同じ学年の子どもたちがと一緒に過ごすしているのに対し、学童は1年生から6年生までの学年の子がいます。

6年生で利用している子は基本的には少ないので、学童は低学年中心の子どもたちですが、1年生から6年生までの子どもたちがいます。

大人からすれば、1年生も2年生も低学年なんだからそこまで変わらないんじゃないの~と思うかも知れませんが、違うのです。子どたちの会話を聞いていると、「1年生なんだから優しくしてあげなよ!」とか「年下なんだから、そんな言い方するな。生意気だぞ!」などと学年を意識しているんだなと感じるやりとりが多い。

少なからず学童には子どもたちの縦の関係があるのです。

だからこそトラブルも起きやすくなってしまいますが、子どもたちはたくさんのことを学ぶことができますね。

 

先生がシフト制

 

学校は、基本的には1人の担任の先生が中心となって勉強したり活動したりしているわけですが、学童では何人かのスタッフで子供たちを見ていきます。

そして先生たちはシフト制。主任の先生や正社員の先生は、基本的には毎日出勤しているとは思いますが、月曜日から土曜日まで学童が開所しているところがほとんどなので、学校で言う担任の先生的な「いつもの先生」がいないのです

またパートやアルバイトで働いている先生もいるので、毎日のシフトによって先生が違います。

 

自由に過ごせる時間が多い

 

学校では決められた時間割のなかで、決められた活動をしますが、学童では自由に過ごせる時間が多いです。

学童では、学校が終わった後に宿題をしたりおやつを食べたりします。その後は自由時間。室内や外で遊んだりと子どもたちが好きなことをして過ごせる時間があります。

もちろん学童にも活動の流れはありますが、学校ほどキチキチと時間に合わせて動いているわけではありません。

特に自由遊びの時は自分で遊びを見つけて探さなければなりません。学校のように今は何をするとかもなく決められていないので、自由遊びでは遊びを見つけてどんどん自分から楽しく過ごせるように工夫していくことが大事です。

 

学校とは違う人間関係がある

 

子どもたちは、学校とは違う学童ならではの人間関係があります。

先ほども言った通り、学童では子どもたちの人数が違ったり学年が違ったりと学校の人間関係とは違うところがあります。学校の友達、仲良くしている友達が学童利用しているとは限りませんので、学校でいつもよく遊ぶ友達と学童でいつもよく遊ぶ友達は違うということがよくあります。

子どもたちも「学校ではいつも学校で遊んでいる友達がいないから楽だがつまらない」と話す子もいましたし、「自分より年上のお兄さんやお姉さんと遊んで楽しい!」という子もいました。

 

 

おわりに

学校と学童ではそれぞれ違ったところがありますね。お子さんたちが今日も学童保育で楽しい時間を過ごせますように!




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