学童トラブル、、保護者はどうすれば?トラブル例&トラブルを予防法

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今回は私が放課後支援員として働いてきた経験をもとに学童でよくあるトラブルについて、またその対処法について話していきたいと思います。

 

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学童ならではのトラブルもある

 

はじめに、学童でのトラブル=学校のトラブルと同じとは言えません。

学童のトラブルの特徴といえば、

  • 低学年から高学年の異学年の子どもたちいる。
  • つまり体格差、発達段階の違いなどが原因でトラブルが起こりやすい。
  • 学校のクラスより人数が多い。
  • 普段の学校の友だちと、学童の友だちが違うなど、交友関係が(微妙に・全く)違うことがある。
  • いくら自分が気をつけていても、周りの子と関わる中でトラブルをもらってしまうこともある。

などです。

それらが原因でどんなトラブルがあるのか、見ていきましょう。

 

けがや体調不良

 

学童での大きなトラブルは遊びの中がほとんどですが、けがや病気などたくさんのトラブルがあります。

  • 一輪車をしていて転んだ。
  • 走っていて、友だちとぶつかった。
  • 友だちと遊んでいて、おもちゃが目にぶつかった。

などいろいろな怪我があります。

特に外遊びでの怪我が多いです。

 

自分は気を付けていたのに…トラブルに巻き込まれることも

 

低学年から高学年の異学年の子どもたちがたくさんのいる学童保育という環境では、いくら自分が気をつけていても、周りの子と関わる中でトラブルをもらってしまうこともあります。

例えば、

  • 1人で本を読んでいただけなのに、別の子が投げたブロックが当たってしまった。
  • 勉強していただけたが、イライラしていた隣の子が投げた教科書が頭に当たった。
  • 廊下を走っていた子とぶつかって、自分も転んだ。

なとです。

低学年の子供たちだと、自分のまた危険を察知したり、周りを見たりすることができないので、怪我が多くなります。また、低学年から高学年まで様々な子どもたちがいるので、その体格差が原因でけがにつながることも多いです。

ただ、高学年の子が廊下を走っていただけなのに、小さい低学年の子が飛ばされるように吹っ飛んでいくというトラブルもよくあります…

このように、低学年から高学年の異学年の子どもたちがたくさんのいる学童保育という環境では、いくら自分が気をつけていても、周りの子と関わる中でトラブルをもらってしまうこともあります。

 

友だちトラブル

前述したように、学童では、低学年から高学年まで様々な子どもたちがいるので、いろいろなトラブルが起きます。

  • きょうだいが同じ学童で過ごしているので、きょうだいげんかが起こる。
  • 普段学校生活では関わることのない自分より年下や年上の友達とのかかわりでけんかが起こる。

これらは日常茶飯事です。

特に低学年の子どもたちが、高学年の子どもたちのノリ、言葉遣いをまねしたいけどうまくできず…それらが原因でトラブルになることや、高学年の子どもたちが加減を知らずに低学年に言い過ぎてしまった、からかってしまった、叩いてしまったということもよくあります。

上級生だからしっかりね…なんて通じません。特に1年生と2年生などは1学年離れていても、発達段階はほぼ同じなので年上だからなどとやさしくできるときもありますが、できないときがほとんど。

つまり子どもたちは対等な関係というわけです。

 

 

保護者ができる対処法

 

普段の様子をしっかり見る

 

まずは普段からお子さんに

  • 学童で何をして遊んだの?
  • 今日は誰と遊んだの?
  • 先生は今日どんなお話をしていたの?

など、普段の様子をしっかり話していくようにしましょう。

 

私が学童支援員をしているときは、保護者に「普段お子さんは学童のこと、何か言っていますか?」と聞いても、「聞いたことがないからわからない。」、「家ではほとんど学校や学童のことを話さないので、、」と答える保護者も多かったです。

せっかく学童に通わせているのだから、保護者と子どももおうちでも学童について話してほしいし、学童での出来事がコミニケーションのきっかけになったらいいなと思います。

普段から学童の様子を少しでも知っていると、大きなトラブルが起こったときに、子どもたちも保護者に話しやすくなりますし、また保護者が普段の様子を知っているのと知らないのでは学童側の対応やトラブルを解決するまでの時間なども変わってきます。

 

学童の先生と普段からコミュニケーションを取る

 

トラブルが起きないように、またトラブルが起きてから上手く解決するために、普段から学童の先生とコミュニケーションを取りましょう。

  • お便りで学童の様子についてよく知るようにする。
  • 些細な事でも疑問があったら、その時に相談する
  • 外遊びの時など保護者が学童保育を見られる時は、自分の子供だけではなく、他の子供たちや先生の様子もよく見ておく。

などとしていく必要があります。

保護者からクレームや相談があったとしても、「この保護者、全然子どもの様子や学童での状況をわかってないで話している…自分の子どもしか見てない…」と感じることもたくさんありました。

いきなり学童にクレームを入れて責め立てるのではなく、トラブルが大きくなる前に、日ごろから先生に相談したり、質問したりする姿勢が大事です。

 

日常のコミュニケーションも◎

また学童のことだけではなく、日常的に先生と雑談できる仲になっておくとさらに◎

  • 先生はアニメが好きなんですか?娘から聞きました。
  • 先生の靴とても可愛いですね。

それだけでもOK!先生たちは嬉しいです。

先生と少しだけプライベートの話をしたり、感謝の言葉を伝えたりなどと距離を縮めておくことで、保護者と先生の関係が良くなり、何かあったときにすぐに相談できる関係になります。

また先生たちもお話が大好きな人が多いので、話しかけてくれると喜びます♪

 

 

終わりに

1年生から6年生までが1つの学童で過ごすという場所なだけに、学校とは違うだけにいろいろなトラブルが起こります。

トラブルも子どもたちの成長のチャンス!それを生かしていくためにも、日ごろから学童保育に関しては関心を持って協力して行けたらいいですね。

 

 




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