みなさんはスウェーデンと聞いて、どんなイメージを持ちますか。
今回は私の友達のスウェーデン人に聞いた、スウェーデン人の特徴についてまとめてみました。
私にとって、スウェーデンは行ったことのある国の1つですが、まだまだ深く理解できていません。ステレオタイプはあくまで、「ステレオタイプ」にしか過ぎませんが、それを知っておくと、話のネタになったり、おおよそのイメージがわいたりしますね。
個人主義
スウェーデンは基本的に個人主義の国です。簡単に言うなら、他人に干渉せず、我が道をいく。それがスウェーデン人の生き方です。
また、とてもシャイな人が多く、我が道を行く強さを内面に持ちながらも、それを全面的に押し出さない控えめな性格です。
これからスウェーデン人について紹介していく中で、スウェーデン人=個人主義ということを念頭に置いていただければ、ほかの特徴も理解しやすいかもしれません。
魚料理とミートボールが大好き
スウェーデン人は魚料理を好んで食べます。特にニシンはスウェーデン人の大好物!1年を通してニシンを食べますが、特にクリスマスやお正月、イースターなどでは魚料理を作って、家族との時間を楽しみます。
また、魚料理とは正反対ですが、ミートボールが大好き!毎食でも食べることができるほど、ミートボールを愛しています(笑)
スウェーデン人に「スウェーデン人ってミートボールが大好きなの?」と聞くと、「そうなんだよ~~!」ととってもノリノリで答えてくれます。
ハンバーガーなどの典型的な肉料理よりも、ミートボールが人気であるとか。ミートボールはまさにおふくろの味なんでしょうか。
お酒が大好き
スウェーデン人はお酒が大好き!お酒を飲んだ途端、人格が変わったようにオープンマインドになるとか。
また1回に飲む量は、日本人とは比になりません。スウェーデン人とお酒を飲むときは、スウェーデン人のペースに合わせて飲むと大変なことになります。
また、スウェーデンの冬はとても寒いので、日本と同じノリで「酔っぱらって外で寝ちゃった…!」なんてことが絶対に起こらないように注意が必要です。
知らない人とは距離を取る
スウェーデン人は知らない人と距離を取ります。前述したように、スウェーデン人はとてもシャイです。それが関係しているのでしょう。一般的に、町を歩いていて、知らないスウェーデン人同士が世間話を楽しんでいる姿は見られません。
例えば、日本では電車やバスなどの公共交通機関の座席に知らない人同士でもくっついて座りますよね。しかしスウェーデン人ではあり得ません。
お互いをけん制するかのように、自分はどこに座るべきかを瞬時に判断しています。また、公共交通機関で、かなり座席が空いているのにもかかわらず、立っている人が多いです。
唯一、スウェーデン人が知らない人と話すのは、酔っているときのみ。お酒が入れば、バーやクラブなどで思いっきり打ち解けることができます。普段は、アイコンタクトでさえ抵抗のあるスウェーデン人ですので、スウェーデン人と仲良くなるにはお酒が必須ですね。
争いごとを好まない
スウェーデン人は争いごとを好まない、平和主義な人たちです。
怒っていたり悲しかったりしても、それを表には出さずにグッとこらえています。感情的になるのではなく、論理的に議論するかのように、相手とコミュニケーションを取ります。
ほかの欧米人からすると、「スウェーデン人は何を考えているかわからない」と言われることもあるそうですが、その発言に対してもクールに振る舞い、争うことを避けます(笑)
自然が大好き
スウェーデンは南北に長い国。それぞれの気候がありますが、自然がとても豊かな国です。
スウェーデン人は自然を生かしたアクティビティが大好きで、日頃からウォーキングランニングは欠かせません。しかし、ウォーキングやランニングをするときは、森の中でするというので驚きです。
また自然を守るため、環境保護のための政策が進んでおり、国民もそれを理解して行動しています。特に、リサイクルの仕組みが日本よりも発達しており、スーパーなどでは空のペットボトルをお金に換える機械が置いてあります。
自動販売機のように、ペットボトルを入れたらお金がちゃりんと出てくるという仕組みだそう。スウェーデン人の友達が、「日本はプラスチック使い過ぎ!タピオカ1杯にどれだけプラスチック使ってるの!」と言っていて、返す言葉がなかったです(笑)
まとめ
- スウェーデンは基本的に個人主義の国。他人に干渉せず、我が道をいく。
- 普段はシャイであったり、知らない人と距離を取る。しかし、大好きなお酒を飲めば一気に打ち解けられる。また、魚料理とミートボールが大好き。
- 自然が大好きで、身近な存在。国民と政府が一体となって、環境保護を進めている。
ということを書かせていただきました。
スウェーデンはまだまだ魅力があります。これからもスウェーデンについて発信していきますね。
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