学童での放課後児童支援員は学習支援・宿題はどこまで見てあげればいいのかについて、私の意見をシェアしていきたいと思います。
結論:あくまで学習する時間・場の提供
学童はあくまで学習をする時間と場所を提供しているだけで、子どもたちがわからないところがあれば支援員としてサポートしていくということを忘れないようにしましょう。
学童は塾ではありません。また学校ではありません。学童はが勉強するだけの場所ではありません。
おやつを食べたり、遊んだり…子どもたちは勉強だけをしに学童に来ているわけではありませんよね!
学童あるある!?
よくありがちなのは元教員だった支援員が、子どもが「わからない、先生教えて」と言っていないのにもかかわらず、子どもが勉強をしている横につきっきりになって勉強を見てしまうということ。
一見子どものためを思ったよい行動のように思えますが、とらえ方によっては、この行動が特別扱いをしているととらえられることもあります。
他の支援員が、その他の子どもを見ていられるのであれば問題ないと思いますが、子どもの横でつきっきりで勉強を教えているのは、本来の学童の目的とは異なっています。
支援員は、すべての子どもたちに平等に支援をしていかなければいけません。私たちは家庭教師ではありません。そのため、つきっきりの支援にならないように注意をして、学習をサポートしていきましょう。
子どもたちが、「先生これわからない!教えて!」と言った時に、子どもたちが自分で答えを導き出せるように支援していくことが大事です。
保護者からの期待が…
家庭によっては、宿題を終わらせてくるように子どもに言ってあったり、また「宿題が終わったらゲーム」などというルールがあったりして、子どもが何が何でも宿題を終わらせなくてはいけない状況になっている場合もあります。
それをプレッシャーに感じた子どもは、どう何が何でも学童で宿題終わらせこなくちゃいけない!と感じ、宿題を終わることを目的としていました。また最悪の場合には先生や上級生に「答え教えて!」と言っていました。
「おやつなんて時間のむだ!ぼくは宿題をとにかく終わらせたいんだ!ゲームのために!」と言われたときは、本当に対応に困りました…
これでは本末転倒です。
ご家庭によってルールは様々だと思いますが、
- 学童では違うと学習をする時間と場所を提供していること
- 支援員は子どもたちがわからないところがあれば宿題を教えるが、ここはあくまで学童であるということ
などを保護者に伝えて、理解してもらうことが大事です。
おわりに
いかがでしたか。
学童はどのような場所なのかもう一度考えていたり、実態に合わせて学習をどのような位置づけにするのか考えたりしてみて、支援員の方の負担がないように子どもたちの学習面をサポートしていいですね。
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