幼稚園や保育園で園児をバス置き去りにしてしまう事件が何件もありました。現在は、バスの安全装置の義務化や安全マニュアルの作成、点呼・確認の実施や方法についてなどといろいろと議論されています。
そこで今回は、学童保育での子どもたちの人数把握について考えていきたいと思います。
毎日「来ない」学童、把握は難しい
学童は毎日「来ない」子もいます。
また
- 学童を利用する子
- 学童をお休みする子
- 学童から習い事に行く子
- 保護者が迎えにくる子
- 1人で帰る子
などさまざまな利用の仕方・学童での過ごし方をする子どもがいます。
そのため毎日学童にいる子どものメンバーが変わるので、把握することはとても難しいです。
私は学童での人数把握の「山場」は、子どもたちが下校し学童に来るときだと思っています。そこさえ乗り切れればあとは大丈夫といっても過言ではないくらい、学童に来たときの子どもたちの人数把握は重要です。
難しい、だけど徹底する
学童に来たときの子どもたちの人数把握はどのように行えばよいのでしょうか。
子どもの人数の把握は保護者からの信頼を得るためや子どもの安全確保のために、徹底しなければいけません。
見える化する。確認する。
お休みをする子や習い事に行く子どもの名前をホワイトボードに書いたり、子どもが予定と違っていたりこちらでわからなくなってしまった場合も必ず保護者に電話連絡をしたりなどをしていく必要があります。
相手は働いている親。電話連絡がつながらがないこともありますし、こちらの伝達ミスや確認不足で「いや、昨日休みって言いましたよ?」なんて怒られてしまうこともありますが、わからないと思ったら必ず確認しましょう。
複数人で確認する
また、必ず複数人で確認するようにしましょう。1人で行うのは危険です。
周りの先生と連携しながら、点呼やカード提出など何回かのステップを踏んで確認するようにしましょう。
おわりに
いかがでしたか。
子どもの人数の把握は保護者からの信頼を得るためや子どもの安全確保のために、複数人で見える化しながら確認をして、徹底していきましょう。
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