私は長期休みを利用して、海外へ行っていました。
- 先生だからなかなか海外は…
- 英語話せないから心配だし…
- 1人ってこわいし…
と思ってしまうかもしれません。私も最初はそうでした。しかしその気持ちを乗り越えた先には、それ以上のものを得られることができますよ。先生だからこそ、海外1人旅に行ってください。と本当におすすめします。
今回は、おすすめする理由3つについて、見ていきましょう!
海外へ行くときは旅行届を忘れずに提出しましょう。また、家族や友人への報告も忘れずに、何かあったときのために対策をしてから、出発しましょう!
「わからない」を体験できる!
海外なんて怖い!英語わからない!1人じゃ何もできない!と思うかもしれません。前述した通り、私もそうでした。
まだ出発もしていないのに、いろいろ考えて不安になったり、いっそうのことキャンセルしようかなと考えたりしていました(笑)やっぱり人は1人だとびくびくするんですよね。しかし、1人でできたこと、それだけが自信になります。家族や友達、恋人など周りの人に支えられて旅をしても、自信はつかないでしょう。心配しているということは先を見て考えられている証拠だと思って、出発です!
人は居心地のいいところにいても成長できません。居心地の悪いところこそ、自分を成長させることができます。今感じているその不安が自分を成長させる。つまり、海外へ行くだけで学びなのです。
泳げるようになりたいと思ったら、どこで練習しますか?水の中ですよね。陸で練習していると確かに苦しい思いをしなくて済みますが、いつになっても泳げるようにはなりません。また、泳げるようになっているかの確認させできません。
「わからない」が「わかる」に変わり、「できる」になったときの感動を味わうことができるでしょう。例えば、
- 電車やバスに乗れた!
- 英語でレストランで注文して、お金を払えた!
- 1人でホテルに泊まれた!
- 道に迷いながらも、目的地に着いた!
そんな1つ1つが、あなたを成長させますよ!
「わからない」を体験することは、子どもたちの立場に立つことになります。貴重な体験になるでしょう!
先生としての深みが出る!
私は1年目だったということもあって、50歳から60歳の先生になって30年近くの先生とお仕事をさせていただくことがほとんどでした。しかし、先生をやって30年という年数は同じでも、人それぞれが持っている財産は違います。
大ベテランの先生から、「私はずっと仕事しかしなかったから、世の中のことがわからないの。先生は世間知らずなんて言われるけど、本当にそうなのよね~!」と言われたことがあるのですが、そのときにこれを自分の教訓として、人生でいつも成長していたいなと思いました。
年を取れば、年数は増えてきます。しかし、それは自動的に増えているだけです。年数=経験ではないと私は思っています。
だからこそ、自分からいろいろな経験をすることを忘れずに日々を過ごしていけば、経験という財産が増えます。いろいろな経験をした財産があれば、深みが出てきます。
簡単に言えば、ただ年のとったおばあちゃんにはなりたくありません。前述しましたが、年数=経験ではないので、自分から行動し、いろいろな財産をゲットしていく…RPGのイメージで生きていきたいですね!
私は、海外へ行くことで自分の財産が増えると考えています。海外へ行った経験=自分の財産です。最高のお土産になります。
- 日本にいては気づけないことに気づける。
- 世界中に友達ができる。
- 踏み出した自分に感動する。
- 日本にいるだけではもったいない!
などいろいろなことに気づけます。その気づきこそ財産になり、先生として、また人間としての深みが出るのです。
日本を飛び出して、海外で体験したことはすべてがいいことではないでしょう。しかし、それも財産です。先生として働く上で、子どもたちの指導に役に立つことがきっと旅の中で得られるのではないでしょうか。
生産的な現実逃避ができる!
- お菓子をダラダラ食べる。
- ゲームやスマホ漬け。
- お金を使いまくってストレス発散!
- 気が付いたら夕方
- あー明日も学校かあ
なんてもうやめましょう!ですが、先生たちは平日頑張りすぎて、休日は動きたくないとなる方が多いのではないでしょうか。休日出勤もあって、働いている先生もいますよね。その気持ちはわかりますが、どうせ現実逃避をするなら、より生産的な方法で現実逃避をしましょう。
だから私は海外へ行くことをおすすめします。
私も年末年始にデンマーク・スウェーデン・ドイツに行ったときは、気持ちが滅入ってました。授業参観、文化祭、マラソン大会など行事も多い2学期を無事終えて、成績も付け終わり…やっと休めるはずなのに、疲れすぎてもう何が何だかわからない。ていうか先生辞めたいな。
なんて思っていたときに海外へ飛び立ち、本当にいろいろな体験をしてリフレッシュすることができました。
と言っても、コペンハーゲン(デンマーク)からマルメ(スウェーデン)での電車の中で、やっぱり今年で先生を辞めようという決意ができました。仕事から離れるどころか、日本から離れると、おちついて考えることができます。というか、いい意味で自分に酔えると私は思ってます(笑)でもそれは、それだけ自分に向き合うということ。自分としっかり向き合うことができました。
何もかも忘れて目の前のことに集中していた、1人旅の一週間はあっという間でした。また、自分の目で見て体験するということの大切さがわかった気がします。
まとめ
いかがでしたか、この記事では、
- 「わからない」ことを体験するときは、とても怖い気持ちになるが、それを乗り越えたときにはじめて自信がつく。
- いろいろなことに挑戦することで、先生としての深みが出る。年数=経験ではないので、自分から経験しに行く姿勢を忘れない。
- 生産的な方法で現実逃避をする。自分と向き合う時間を作ることが、本当のリフレッシュになる。
ということを書かせていただきました。
先生は本当に忙しい職業です。ですが、だからこそ、海外へ出てみてほしいです。海外は学びの宝庫!世界を見て、いろいろなものに触れて、いろいろな気持ちになってください!
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