教育実習で、出会った子どもたち(児童・生徒)に感謝の気持ちを伝えられる手紙の書き方について紹介していきたいと思います。
ポイント
言葉遣いに気をつける
言葉遣いに気をつけて手紙を書くようにしましょう。
子どもたち宛の手紙ですが、場合によっては、先生や保護者なども目を通すかもしれません。誰に読まれても失礼のないように、言葉遣いに気をつけましょう。
また
- お元気ですか?
- ありがとうございました。
などの挨拶は必ず入れましょう。
より具体的に書く
教育実習の思い出をより具体的に書きましょう。
子どもたちが手紙を読んだ特に、「そういうこともあったなぁ」、「楽しかったなあ」と思い出してもらえるような文をかけるといいですね。
ただ楽しかったではなく、
- ロング昼休みの時に、クラスみんなでドッチボールをしたのが楽しかった。
- 掃除の時間に先生、こうやってやるんだよと教えてくれて、手伝ってくれたのが嬉しかった。
- みんなが静かに先生の話を聞いてくれてとても助かった。
- 朝の健康観察で名前を呼んだときに、元気に「はい」と返事をしてくれて嬉しかった。
など具体的なエピソードを盛り込んで書くようにしましょう。理由も書ければなおいいです。
フレンドリーに書く!
教育実習を経て、子どもたちのどの仲良くなったことでしょう。
言葉遣いには気をつけながらも、子供たちと話しているかのようにフレンドリーに手紙を書くのがおすすめです。
- 適度にニコちゃんマークなどの絵文字を入れてみる。
- 便箋の周りにイラストを書く。
- シールやマスキングテープなので、デコレーションをする。
- 画用紙で立体的にカードを作って、お礼の手紙を書く。
- カードで教育実習の思い出をイラスト付きで書いてみる。
などの方法で、子どもたちが視覚的にも楽しめるようにしましょう。
習った漢字は漢字で書く
習った漢字は漢字で書くようにしましょう。また、習っていない感じを漢字で書くときは、必ずふりがなを振るようにします。
子どもたちにとって漢字が多すぎると読めないだけではなく。読む気がなくなります。また高学年の子どもたちにとっては、ひらがなばかりだと読みづらいです。
習った漢字が漢字で書いてあると、先生から見ても「気を遣って書いてくれたんだな」と好印象です。
ていねいな字で書く
先生の基本中の基本、ていねいな字で書くようにしましょう。
手紙は形として一生残ります。字がきれいではなくても、ていねいに書くことは心がけましょう。
字から気持ちが伝わるものです。
手紙の文例①
〇〇学校 ○年○組のみなさんへ
こんにちは。○年○組のみなさん、お元気ですか?
1ヵ月の教育実習では本当にお世話になりました。
先生は実は、最初はとても緊張していました。みんなの名前が覚えられるかな、みんなと仲良くできるかななどたくさん不安に思いました。
しかし先生が自己紹介してすぐに、みんなが先生のところに来てくれて「〇〇先生」と話しかけてくれてとても嬉しかったことを今でも覚えています。すぐに緊張がほぐれまして、みんなと仲良くなれて、幸せでした。
そこから、一緒に学習をしたり、遊んだりと1ヵ月はあっという間に過ぎていきました。
先生が特に覚えているのは、生活科であさがおのお世話をみんなとがんばったことです。先生と一緒に種をまいた朝顔が、だんだんと大きくなるのをみなさんと一緒に毎日観察しましたね。
「先生花が咲いたよー!」とうれしそうに見せてくれたみんなが見せてくれたとき、先生もとっても嬉しかったです。今でも朝顔はきれいに咲いていますか。お世話を頑張ってるみんなならきれいにさせていることでしょう。
最後の日のお別れ会では、みんなからの歌のプレゼント、とってもうれしかったです。手紙も家に帰ってから読みました。一生懸命書いてくれたことが伝わってきました。先生の宝物です。
先生は今、大学で先生になるための勉強がんばっています。皆さんも学校の勉強もがんばってください。先生もがんばります。
また、どこかで先生のことを見かけたら声をかけてください。先生たちは先生はみんなのことを絶対に忘れません。〇〇学校にも遊びに行きますね。
1カ月間本当にありがとうございました。また会いましょう。
〇〇先生より
おわりに
いろいろとアポイントありますが、一番大事なことは自分らしく書くこと。
楽しかった、うれしかった、大変だったなどの気持ちを子どもたちにわかりやすく伝えられたら、教育実習の手紙はバッチリです。
- 〇〇先生楽しかったなぁ。
- 今どうしてるんだろう?
- また会いたいなぁ。
と思ってもらえられたら最高です。感謝の気持ちを伝えるために、是非、子どもたちに手紙を書いてみてください。
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