みなさんはLCCについてご存知でしょうか。
ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称で、効率的な運営により低価格の運賃で運航サービスを提供する航空会社を指す。
https://kotobank.jp/word/LCC-188774 より引用
そう、LCCはとにかく安いんです!
今回はLCCを使って海外旅行をすることをバックパッカーにおすすめする理由についてまとめました。私が感じるメリットとデメリットについて紹介していきます!
メリット
自由に旅ができる!
世界一周航空券などとは違い、フライトの行き先を自由に決めることができます。
自分の行き先の航空券はないか探して、予約するというとてもシンプルな仕組みですので、自由度も高まります。
計画を決めずにフリープランで行動するのは、バックパッカーの醍醐味です。突然の誘惑や沈没、またトラブルに巻き込まれても時間に余裕があるので、自由な旅ができます。出発前に日付や都市を決める必要がないので、ルート変更もできます。
「やっぱり陸路で行こう」となっても、いつでも自由で気持ち的にも楽ですね。最悪の場合、フライトを逃してもあまり大きな金銭的なダメージを受けずに済むことも安心です。そんなことがないようにしていきたいものですが。
とにかく安い!
LCCの1番のメリットかもしれませんね!
セールやキャンペーンをしているときがあるので、タイミングさえ合えばとても安い移動手段となります。スカイスキャナーを使って、各社のチケットの値段も調べてみましょう。
また、バックパッカー上級者さんは、LCCでのチケットと陸路と海路を組み合わせて、1番安い移動手段を選びましょう。
陸路や海路を組み合わせることで、より多くの選択肢から移動手段を決められて安く旅ができます。
デメリット
予約が取れない
乗りたい区間がいっぱいで予約が取れないこともあります。
特に、直前だとキャンセルを待ったり、値段が高くなったりとなかなか希望通りにいかないことの方が多いです。
前もって調べておき、予約をしておかなければ、LCCなのに対して安くない値段を払うことになってしまいます。
特に、LCCは座席が少ないです。LCCは小型な機体がほとんどなので、どうしても座席が少なくなってしまい予約も殺到します。
また、機内に十分なスペースがないことから、私の友人(アメリカ出身)は、「LCCは安いけど足が入らない」と言って身体のサイズ的にLCCが合わないということを話していました。
サービスが不十分
LCCは、手荷物を預けられる個数が決まっています。また、重さの制限もあるので、事前に荷物も整理しておかなければいけません。
追加料金が取られないように、バックパッカーたるもの荷物の整理を十分にしなければいけませんね!
機内サービスが有料である場合がほとんどです。例えば、飲みものは1杯いくらと決められていたり、機内食が充実していないことがほとんどです。
搭乗前に買い出しをしておくと、機内で買うよりも安く、また安心ですね。
映画や音楽は事前に自分のPCやスマホ、タブレットにダウンロードしておけば、機内でも退屈しません。私もいつもネットフリックスの映画を2・3本ダウウンロードして移動中に見るようにしたり、出国前の空港で文庫本を何冊か買って読んだりと、リラックスして過ごせるようにしています。
チケットの価格が安いので、機内のサービスが充実していないことは我慢しなければいけません。しかし自分で対策を立てておけば、機内でも快適に過ごすことができます。
路線が限られるし、よく欠航することも。
世界中全ての都市に接続しているとは限りません。LCCは低価格を売りにしていて、小さい機体しか持っていない会社がほとんどですので、長距離フライトには向かないのです。
小さい1つの機体で、お客さんを運んで到着し、またその機体でお客さんを運んで到着し…とやっているので、どこかにトラブルがあると遅延や欠航となります。これが、大手の航空会社との大きな違いです。
また、欠航すると他の便への振り替えを自分で行わなければならず、大変です。自分で便を探すことがなれていれば問題ないですが、慣れていないと本当にめんどくさいです。
私も成田空港発→新千歳空港着のジェットスターの国内線でしたが、欠航してしまったことがあり、とても焦りました。大手の航空会社の方が、欠航でも振り替え便があったり、保証サービスが充実しているので、いいかもしれません。
おわりに
LCCは安さが売りなので、少し我慢しなければいけないところももちろんあります。
ですが、自分で対策をしていれば、快適に低価格で移動できる最高の手段であると思うので、ぜひ利用してみてくださいね!
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