近年、「ワーキングホリデー」がだんだん知られるようになってきました。ワーキングホリデーとは、1年間アルバイトをしたり、語学を学んだり、旅行したりすることができるビザです。
日本からは、カナダ、オーストラリア、イギリスなどが人気の渡航先となっていますが、ドイツのワーホリもアツいんです!
今回は、ワーキングホリデーでドイツに行く7つのメリットとおすすめする理由についてまとめてみました。
ドイツ人と一緒にドイツ語を学べる!
ドイツの公用語はドイツ語。
ドイツに来たなら、少しでも話せるようにドイツ語を習得して帰りたいですね。ドイツにいるということは、ドイツ語に24時間囲まれることが出来る環境にいるということ。
もちろん、語学学校の授業を取り、ドイツ語を学んでいくこともできますし、オンラインでドイツ語のレッスンを取り、費用を抑えながらドイツ語を学ぶこともできます。
ドイツ語を最速で学ぶには?
しかし、私がおすすめするのは、とにかくネイティブと話すということ。だって、ドイツ語に24時間囲まれることが出来る環境にいれるのは、1年しかないから!
このチャンスを十分に生かしましょう。
コツは、少しの間違いなんか気にせずに、どんどんネイティブの輪に入ってドイツ語を使う機会を自分からつくること。とにかく話すという意識を持てば、ドイツ語の習得もそれだけ早くなります。
また、どうしても仕事でドイツ語を使うから、ドイツ語がわからなかったらレストランでご飯を注文できないから、ドイツ語がわからなかったら友達ができないから…など、どうしてもドイツ語を使わなくてはいけない状況で私たち人間が発揮する「火事場の馬鹿力」のような、普段は奥底に眠っているパワーは素晴らしいです(笑)
そのパワーを発揮するためにも、自分からネイティブの輪に入っていくようにしていきましょう。
ドイツ語と英語が同時に学べる!
ドイツ人は英語が話せて当たり前!?
ドイツ人は英語がペラペラ。
ドイツ人に母国語はもちろんドイツ語ですが、英語運用能力が高く、英語が話せればドイツで生活することはできます。そのため、ドイツで英語を学べる語学学校を探すということもできます。
また、ドイツ語を学ぶにも語学学校に行き、英語を学ぶにも語学学校に行くなんて、お金が厳しい…という人には、オンラインレッスンをおすすめします。英語とドイツ語をどちらもオンラインレッスンで学ぶことも可能ですし、どちらかをオンラインレッスンで学ぶこともできます。
ドイツは英語のアウトプットにも最適な国
また、前述したように、ドイツにいるということは、ドイツ語に24時間囲まれることが出来る環境にいるということに加え、英語をアウトプットできる環境にもいるということです。
ベルリンなどの国際的な都市では、それぞれのバックグラウンドを持っている人が集まっているので、もちろん英語のネイティブスピーカーを見つけることもできます。ネイティブスピーカーを見つけたら、言語交換をお願いしてみたり、仲良くなって一緒に遊んだりといろいろな方法で英語の語学力も伸ばしていくことができます。
国内旅行も海外旅行もどちらも楽しめる!
ドイツは、ポーランド・チェコ・オーストリア・スイス・フランス・ベルギー・オランダ・デンマークとの8か国と国境を接しているんです。
日本にいたら、考えられないほど、海外旅行がしやすいです。住む場所によっては、「ちょっと隣の国でお買い物!」なんてことも可能です。
また、ドイツ国内でも観光客に有名なたくさんの都市があるので、国内旅行も楽しめます。ローテンブルク、ハンブルク、フランクフルト、ベルリン…など挙げたらキリがありません。
ホテルは、ユースホステルやB&Bを利用し、長距離移動にはバス、夜行列車、フェリーを使えば費用を抑えることができます。
ワーホリ中にドイツとドイツの隣国の8か国に旅行しただけで、もう9か国に旅行したことになっちゃうなんて。日本にいたら、航空券だけで何十万かかるのに…夢みたい。
ドイツ人の考え方に触れる
私たち日本人は、一般的にドイツ人に対して、合理的、残業がない、シンプルな生活をしている…などというイメージを持ちます。その価値観には、ドイツに行き、ドイツで生活し、ドイツ人と関わり合うことでしか触れられないでしょう。
ワーホリの1年間でたくさんの人と話して、ドイツ人の価値観に触れてみたいですね。
「個人」を大切にしているドイツ人
特にドイツ人は、「個人」が重視される国。ドイツ人は子どもの頃から、学校や家庭で自分の意見を持ち、それを周りとディスカッションすることを求められています。
ドイツ語に自信がないと、話すことがいやになってしまい黙ってしまうこともあるでしょう。しかし、黙っていると、だんだんと「この人何も言わなくてつまらないなあ」と思われてしまうこともあります。
多少、ドイツ語が間違っていたとしても、自分の意見を言うことの方が大事!
どんどん自分の気持ちややりたいことを伝えていきましょう。慣れないドイツ語で自分の意見を言うことはとても勇気がいることかもしれませんが、ドイツ人と関係を作っていく上ではとても大切なことです。
日本人が思っている以上に、ドイツ人は「NO!」と否定したり批判してくることも。しかしそれは、ただ自分の意見を言っているだけ。あなたの人格を否定しているのではなく、「その意見は違うと思う」とただの考え方の違いを話しているだけ。最初はびっくりしてしまうかもしれませんが、安心してくださいね。
また、「私はドイツ人じゃないからわからない」といつも相手に決定権をゆだねてしまうと、明らかにこちらが損をしてしまうこともあります。
「とにかく、自分の意見を言ってみる」というスタンスで、疑問に思ったことはどんどんと聞きながら、大事なことは自分自身で決定していくようにしましょう。
ドイツワーホリ中に、自分の意見を言うという力も伸ばせそうですね。
ワーホリ期間を就活期間にする
ワーホリ中を、「ワーホリビザが切れる1年後への準備期間」と位置づけて、ワーホリビザを利用して就職活動をすることもできます。
ワーホリ中にアルバイトとして仕事を見つけ、そこで雇ってもらいながら正社員になれないか交渉したり、アルバイトで経験を積みながら就職活動をしたりとさまざまな形があります。
就職活動は、インターネットや自分で企業に直接話を聞いて情報収集することに加えて、現地の人とのつながりを大切にするようにしましょう。「今仕事探してるんだよね?友達の友達が、求人募集してるみたいだけど、行ってみる?」などと、思わぬ形でチャンスが転がってくることもあります。
就活を利用して、ドイツ語もレベルアップ!
さらに、ワーホリの1年間でドイツ語もレベルアップしていきましょう。英語とドイツ語と日本語が話せる語学力があれば、現地の人と一緒に働けないわけがありません。
また、特技や資格、PCスキルなどは自分の経験や努力をアピールすることができるので、持っているとさらにいいでしょう。
このように、ワーホリビザを就職活動のチャンスとして使うこともできます。
ドイツワーホリのメリット:まとめ
ドイツのワーホリでは、ドイツ語にも英語にも24時間囲まれることが出来る環境にいるので、語学力アップには最適の国であることはもちろん、国内旅行や海外旅行を楽しむことができます。
また、ワーホリを通して、交友関係を広げたり、ワーホリビザを利用して就職活動をすることもできます。
ドイツは日本人のワーホリの行き先としては、まだまだマイナーですが、このようなたくさんのメリットがあります。ぜひ行き先に検討してみてくださいね。
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